2008年3月18日火曜日

動く

動きながらひたすら草臥れて塞ぎ込むまで
刻み続ける。

鈍い神経を尖らせて、弱い部分は隠すように
削って消耗して、また隠す。

きっと終わったような顔をしてれば、
それで辻褄が合うように何度も頷く。
都合のいい銀行を選んで、
そっと歪な感じがしない融資を選ぶ。

闇から作られる計画性のないものよりも、
滲んでぼやけていても確かな返済計画を
何度も繰返して手に入れていく。

それが大きな紛い物になってしまったら、
何となくでもまた戻ることにしよう。
そう何度も確かめるように戻るしかない。

ビジネスに於ける基礎とは、別にそういうものでもないかもしれない。
あってないようなものと重なり合った都合で成り立っていってる
だけなら、それは投げやりなスタイルと評価されても仕方ない。
退屈で卑屈でつまらない発想なら、
ゴミ箱を探す無駄な時間だけは省きたい。
まるで何か汚いもので染めてしまったような、
不機嫌な液体の臭いが漂ってきそうだから
始末に悪いが。

見たこともない液体ばかりが、滅茶苦茶になっていく。
相応しい温かい液体と形には程遠いから、
そっとしておくべきなのかもしれない。

その会社に魅力がないと判断した時は、
きっとその見たこともない液体のようなものを
感じているときに違いないとは断定はできない。
かといって、だとしたらその形には拘る必要性を
求めていってしまうようで、
ありきたりな言葉ばかりが、それらしく愚図ついたように
こぼれてくる。
目の前に意味なく広がる言葉は、絶対に耳には
入らない。
何時ものように違う言葉みたいに蒸気のように
見えては消えてしまう。